月1万円以上の売上を目指すために、変えるべき項目は下記の3つです。
売上=集客数×成約率×商品単価
ここでは、「成約率」に焦点を当てて、売上を伸ばす方法を考えていきます。
成約率が2倍になれば、売上は2倍になる
当たり前ですが、成約率が2倍になれば、売上は2倍になります。
仮に100人に1人が商品を買うとしたら、成約率は1%。
それを100人に2人が商品を買うように変えたら成約率は2%になります。
数値としては1%の違いですが、実質2倍の成約率ということになります。
そして集客数が増えれば増えるほど、この1%の成約率の違いは売上に大きな影響を与えます。
1万円の商品を売っていたとして...
100アクセスの成約率1%なら ⇒ 売上1万円
100アクセスの成約率2%なら ⇒ 売上2万円
です。
では、どのようにすればこの成約率は変えられるのか、考えていきましょう。
成約率はコントロールできない
あなたには前提として知っておいてほしいことがあります。
それが、成約率はコントロールできない、ってことです。
つまり「成約率を今月で2倍にするぞ!」と目標を立てても、本当に2倍になるかは分かりません。
なぜなら、商品を購入するかどうか決めるのは、お客さんだからです。
成約率を上げるための工夫や施策はどんどんできますが、その施策によって実際に成約率が上がるかは、お客さん次第。
だからこそトライ&エラーが大切
だからこそ、成約率を上げていくにはトライ&エラーが大切です。
「こうすれば成約率あがるかな?」という施策があれば、とにかく実践してみる。
それでしばらく様子を見て、反応が変わればOK。
反応が悪くなれば施策を変えるわけです。
そうやって「仮説を立てる ⇒ 実践 ⇒ 反応を見る ⇒ 分析 ⇒ 改善」を繰り返すことが成約率の上昇には大切です。
この意識をしているかどうかでもモチベーションは変わってくるので、覚えておいてください。
成約率を上げる定番の方法
それではさっそく、成約率を上げる方法を解説していきます。
成約率を上げるためには、さまざまな方法がありますが、まとめると下記の2点さえ意識しておけばOKです。
それが、読者に
- お得だと思わせる
- 今しかないと思わせる
の2つです。
読者に上記の2つを思ってもらえれば、成約率は一気にあがります。
1つずつ解説していきますね。
①お得だと思わせる
相手に「この商品はお得だ」と思わせたら、成約率はグッとあがります。
当たり前ですよね。
1万円相当の商品が1,000円で売っていたら、買い手が殺到するのは必然的です。
では、どうすれば相手に「お得だ!」と思わせられるでしょうか。
最も分かりやすい方法は「値段を下げる」ですが、これでは稼ぐことができません。
ここでは、商品単価が高くても相手にお得だと思わせる方法を紹介します。
相手のメリットを最大限に書き出す
同じ商品でも相手に「こんなにメリットがあるんだ」と思わせることができれば、その商品はお得に感じやすくなります。
価格決めのところでも説明しましたが「飲食店の始め方」というコンテンツを販売したとして、「飲食店の始め方が分かる」だけを打ち出しても、なかなか相手の心は動きません。
それよりも、
- わざわざ起業塾などに行かなくてもスマホ1台で飲食店の始め方が分かる
- スマホですぐ学べるから明日からすぐに行動に移すことができる
- 飲食店の始め方が分かることで飲食店の成功確率がグッと上がる
- 成功確率がグッと上がるので何十万円という無駄金を使うこともなくなる
- 飲食店の成功確率がグッと上がれば、お金だけではなく人間関係も良好になる
- 飲食店のノウハウを学ぶことで他の事業にも応用が利くようになる
- 実際の成功者(筆者)の話を知ることでモチベーションが下がらなくなる
など、とにかくメリットを書き出すことが大切です。
「この商品はこんなにメリットを得られるんだ」と思わせることです。
ここは、あなたが想像力を駆使して、書き出していくしかありませんが、視野を高くもてば自ずとメリットは出てきますよ。
ノウハウを得るための苦労を語る
もしあなたがノウハウを販売している場合、そのノウハウを得るまでの苦労を語るのも、相手に「お得だ」と思わせやすくなります。
例えば、「飲食店の始め方」というnoteを出すとして...
ぼくはこのノウハウを得るまでに1,000万円以上のお金と、1年以上の時間を無駄にしてきました。
希望には合わない物件を契約してしまったり、コンサルに何十万円と支払って無駄な指導を受けたり....。
そうやっていろんな失敗をしながらも「飲食店はこうすれば成功するんだ」という学びを得てきたのです。
といったように書いてみたらどうでしょうか。
上記の文章を読んだ読者は、「この人のノウハウを得るにはこれほどの苦労が必要なんだな」と感じるようになります。
そうすれば、仮に1万円で売っていても「この人のこれまでの苦労を考えると1万円はお得かもしれない」と思ってもらえるわけです。
あなたのこれまでの苦労を、ぜひ打ち出してみましょう。
リンゴとミカンを比べる
マーケティングの有名な手法として「リンゴとミカンを比べる」という方法があります。
これは、自分の商品を競合と比べずに、少しジャンルを変えた商品と比べるということです。
例えば、あなたが「飲食店の始め方」というnoteを出したとしましょう。
ここで、比べるのが下手な人は、「飲食店の始め方」というnoteを、同じような書籍と比べてしまいます。
「ぼくの有料noteは、巷の本屋で販売されている飲食店のスタートガイドよりもたくさんの情報があります。」
みたいな感じですね。
しかしこれでは、価格という意味で考えると1,000円くらいの商品と比べることになってしまいます。
1,000円くらいの商品と比べて「優れている」といっても、自分の商品の値段は上げずらいでしょう。
マーケティングが上手な人は、こういった「安い商品」ではなく、あえて「高い商品」と比べるようにします。
例えば、もしぼくが「飲食店の始め方」というnoteを出す場合、「起業塾」や「セミナー」と比べるかもしれません。
飲食を始めるときに起業塾に通う人は多くいますよね。
しかし起業塾は安くても数万円、高いものだと数十万円の授業料がかかります。
ところが!
ぼくのnoteは、起業塾と同じような内容が学べるのに、たった1万円です
と打ち出せば、書籍と比べるよりも「あ、これはお得だ」と思ってもらいやすくなるはずです。
これがいわゆる「リンゴとミカンを比べる」という手法です。
ここまで相手に「お得だ」と思わせる手法を紹介しました。
次項からは「今しかない」と思わせる方法を紹介していきます。
②今しかない、と思わせる
多くの商品が売れない最大の理由は、お客さんが「別に今買わなくてもいいしな」と思うからです。
あなたも「この商品、欲しいけど別に今買う必要もないからな」といって購入を後回しにする経験ありませんか?
そうやって後回しにして、実際に商品を買いに戻ることって非常に少ないんです。
だから、もしあなたが読者に商品を買わせたいなら「今買わなきゃまずい!」と思わせることです。
定番のテクニックを紹介します。
部数や時間を限定にする
最も使われる手法は、部数や時間を限定することです。
分かりやすい例は
- 限定10個だけ!
- 明日には締め切り
などですね。
テレビショッピングでも「この放送から30分以内にお電話すれば10%割引」などやっていますよね。
あれです。
あなたも、自分にできる限定方法はないか考えてみましょう。
今買わないと意味ないことを伝える
ノウハウによっては、今買わないと意味ないことを伝える方法もあります。
例えば、「2023年に爆上がりする仮想通貨の銘柄10選」といった情報ですね。
もし仮想通貨で儲けたいなら、2022年のうちに買っておかないと意味がない、といった感じです。
他にも、「この手法はまだ世間に知られていないので先行者利益を取れますよ」とか。
例えば、「YouTubeがバク伸びする手法」といったコンテンツを売るとして、
このノウハウは、今はまだやっている人が多くありません。
しかし1年後にはスタンダードな手法になるでしょう。
まだライバルが少ない今のうちの購入をおすすめします。
といったように書けば、「あ、今のうちに買わなきゃ」となりますよね。
これが「今買わなきゃ」と思わせる手法です。
詳しくは「セールスライティング術」で解説中
ちなみに、これらの
- お得だと思わせる
- 今買わなきゃと思わせる
の2つの手法は、いわゆるセールスライティングといわれています。
お客様に「買ったほうがいい!」と思わせる文章術のことです。
セールスライティングを極めれば、成約率はグンと上がります。
もっと詳しくセールスライティングを学びたい人は、特別特典の「究極のセールスライティグ術(PDF)」を読んでください!
記事の読みやすさ・商品の誘導の丁寧さも大切
成約率を上げる当たり前の方法として、記事の読みやすさや商品の誘導の丁寧さも大切です。
有益な記事でも、画像がなくて行間も詰め詰めだったら、読者はすぐに離れてしまいます。
また、「商品をうまく誘導できているか」という点も記事作成しながら考えるべきでしょう。
記事の最後のほうに小さく「有料note売ってます」だけでは、読者に気づいてもらえないかもしれません。
せっかくなら、
- 記事の冒頭
- 記事の途中
- 記事の最後
と、1記事内に2~3個の誘導を置いておきたいところです。
つまり読者目線に立って「どうすれば自分の有料コンテンツに辿り着いてもらえるか」と考えることが大切になります。
商品の誘導の参考になる記事
せっかくなので、ここでは商品誘導の参考になるブログ記事を3つピックアップします。
どれもコンテンツ販売ではありませんが、読者の悩みを解決しつつ、うまくアフィリエイト商品に繋げている記事です。
アフィリエイト商品への誘導をコンテンツ販売に置き換えて、考えてみてください。
参考記事①:仕事辞めたいけど言えない!怖い!【わたしの体験談と解決策】
最初の参考記事は、「仕事辞めたいけど言えない!怖い!【わたしの体験談と解決策】」です。
>記事はこちら
記事を読んだら分かりますが、記事の内容は「仕事辞めたいけど言えない人に向けた解決策」を提示しています。
そして、解決策を提示しつつ下記のアフィリエイト商品にしっかり繋げています。
記事内のアフィリエイト商品
- ポジウィル(キャリア相談サービス)
- 退職代行サービス
この記事を読んだ人の思考回路は下記のような感じになります。
- 仕事辞めたいけど言えない
↓ - ポジウィルってサービスがあるのか
↓ - 今の自分にピッタリかも
↓ - 使ってみようかな
↓ - 読者がサービスを使う
↓ - ブログ管理人に収益発生
記事のようにキレイに導線をえがけば、読者は悩みを解決しながら、かつ有料商品を使ってくれるようになります。
あなたの記事も、同じように読者の悩みを解決しながら、自分の有料コンテンツに誘導すればいいのです。
参考記事②:【モテる趣味】女子ウケしたい男性が今からすべき趣味ベスト3!
2つ目の参考記事は「【モテる趣味】女子ウケしたい男性が今からすべき趣味ベスト3」です。
>記事はこちら
この記事の内容は、モテたい男性にモテる趣味を教える、って感じですね。
そして、この記事ではモテる趣味を教えつつ、それぞれの趣味に合った服を紹介しています。
記事の読者は「なるほど、趣味をするにはたしかに服にも気を付けたいな」と思って服を買うわけですね。
そうすると、ブログの管理人にお金が入ります。
一見すると「モテる趣味」と「服」って関連性がないように感じますが、記事の書き方次第では、読者をうまく商品購入に繋げられるという事例です。
参考記事③:「乾太くん、15万円以下!新築で安く設置する方法を完全解説」
商品への誘導がうまい参考記事3つ目は「乾太くん、15万円以下!新築で安く設置する方法を完全解説」です。
>記事はこちら
これは乾燥機の「乾太くん」という商品の設置方法について解説している記事ですね。
この記事のアフィリエイト商品は、「ハピすむ」という業者比較サイトです。
記事を読んだ読者が「ハピすむ」にアクセスし、そこから見積もりを行うと、ブログ管理人にお金が入ります。
本記事の商品への誘導方法は下記のとおり。
- できるだけ安く設置したいですよね
↓ - それなら業者選びが大切です
↓ - ハピすむだと優良業者が探せます
上記の手順で解説していくことにより、読者は自然と「じゃあハピすむ使ってみるか」という思考に至ります。
セールスっぽさを感じることなく、アフィリエイト商品を紹介している素晴らしい記事ですね。
まとめ
今回のまとめです。
まず、成約率を上げる作業についてですが、前提として「成約率はコントロールできない」ってことを覚えておきましょう。
成約率を上げていくには、仮説を立てつつ検証、そして分析して改善を繰り返していくしかありません。
また、成約率を上げるポイントは、
- 読者にお得だと思わせる
- 読者に今しかないと思わせる
の2つです。
これらのテクニックは、セールスライティングを学ぶことで身に着けられます。
本教材の特別特典「究極のセールスライティング術」も読んでみてください。
さらに重要なポイントとして、そもそもの記事を丁寧に作成することも大切!
上記で紹介した参考記事も見ながら、「いかに読者に商品を買ってもらうか」を考えましょう。
商品単価と集客数もあげてみよう
売上の3原則には、成約率の他に集客数と商品単価も含まれます。
成約率だけではなく、集客数と商品単価の改善もしていきましょう。
>商品単価を上げる方法はこちら
>集客数を上げる方法はこちら