いよいよ、月1万円を達成するためのコンテンツ作成をしていきましょう!
コンテンツを作り始める前に、考えること。
それが「自分の提供できる価値を考えること」です。
この「自分の提供できる価値を考えること」ですが、実はコンテンツ販売の中でも特に重要なフェーズ。
しっかり学んで、「自分にどんな価値が提供できるのか」を書き出していきましょう!
提供できる価値=人の役に立つこと
ここまで提供できる価値を考える、と言っていますが、あまりピンときていない方もいるかもしれません。
提供できる価値とは、言い換えれば「人の役に立つこと」です。
例えば、コーヒーブログを書いていた場合、あなたは
- 美味しいコーヒーの淹れ方
- 東京にあるおすすめのコーヒー豆
などを教えられるかもしれません。
美味しいコーヒーの淹れ方とか、おすすめのコーヒー豆とか、教えて欲しい人、絶対にいますよね。
こういった「読者の役に立つ情報」さえ思いつけば、あとはそれを形にして有料で販売するだけです。
どうすれば提供価値を考えられるか
では、どうすれば読者に提供できる価値を考えられるでしょうか。
残念ながら、ブログのジャンルやブロガーの経験はさまざまなので、「こうすれば絶対思いつく」という方法はありません。
そのため、最終的には、あなたが自分自身の経験や知識をしっかりと内観して、思いつく必要があります。
とはいえ、「こうすれば思いつきやすいかも」という手法があるので、その方法をご紹介します。
まずは大前提
さっそく価値提供の方法を教えたいのですが、まずは大前提として「価値提供を思いつくのに必要な考え方」を紹介します。
それは、
周りのベテランと自分を比べない
ということです。
多くの初心者ブロガーは、有料でなにかを販売するとき、ついつい弱気になってしまいます。
その最たる理由が「自分なんかが有料で商品を販売してもいいのか」というものです。
もしあなたがコーヒーブロガーだとして、美味しいコーヒーの淹れ方を有料で販売するとしましょう。
そのとき「いやぁおれなんて全然アマチュアだし、お店やってるわけでもないからなあ」と弱気になってしまうわけです。
しかし、これではいつまで経っても商品を作ってお金をもらう行為はできません。
「自分なんてまだまだ、自分よりすごい人はたくさんいるし」という考えは、今日から捨てましょう。
というか、こういった弱気な考えって、実は自分本位なんです。
あなたのブログを読んでいる読者は、「この人からなら有料で商品を買ってもいい!」と思っているかもしれません。
また、あなただからこそ提供できる価値ってのも必ずあります。
美味しいコーヒーの淹れ方だって、ベテランの淹れ方と、あなたの淹れ方はきっと違いますよね。
また、「こういうときはこんな解決方法があるよ」といったように、あなただからこそ気づけるポイントもあるのではないでしょうか。
なにが言いたいかというと、あなたが思っている以上に、あなたの情報には価値があるってことです。
ということで、これからあなたが価値提供を考えるときは、「自分がそんなことしていいのか?」と思うことは一切禁止です。
むしろ、もっと自信をもって「自分だからこそ与えられる価値がある」と考えましょう。
月1万円目標なら提供価値はささやかでもいい
また、最初のうちから「超有益な情報を提供しなければ」と考える必要はありません。
「売上の3原則を使った月1万円戦略」でも述べましたが、月1万円を達成するための商品価格はそこまで高くないんです。
まずは有料noteで、500~1,000円くらいのコンテンツを作るのが最初の目標。
そのため、最初のレベルは「早起きができるようになった5つのコツ」とかでもいいんですね。
「栄養満点!グリーンスムージーの作り方」とか。
これくらいのレベルなら、売り方を工夫して500~1,000円の価格帯でポンポン売れます。
自分でハードルを上げて悩むことはせず、「まずはこんなもんでいっか」という気持ちで提供価値を決めることが大切です。
情報コンテンツで与えられる価値の種類
ちなみに、一口に「提供できる価値」といっても、そこには主に4つの種類があります。
情報コンテンツの4つの種類を知っておきましょう。
情報収集系
情報収集系は、誰でもできるけど、めんどくさくて誰もがやらないような集めた情報を有料で販売するタイプです。
例えば、
- 毎日10kmランニングした結果
- 100人へのアンケート結果
などは、情報収集系といえます。
やろうと思えば誰でもできますが、こういった作業とか時間が必要なのってめんどくさいんですよね。
だから、あなたが代わりにやれば、お金を払ってでも情報を欲しい人は見つかるはずです。
しかも情報収集系は、高いスキルや貴重な経験が必要ありません。
初心者でも商品にしやすいコンテンツといえるでしょう。
体験談系
あなたの体験談を赤裸々に書いたタイプも、書き方によっては需要があります。
例えば、
- ぼくの今月のブログ収益公開
- アメリカ旅行で現地の人と仲良くなった方法
などです。
あなたにしかない体験があれば、お金に繋がるような話ではなくても、売れる可能性があります。
ノウハウ系
一般的な有料コンテンツといえば、ノウハウ系です。
例えば、
- 就職面接で緊張しないコツ
- 大胸筋を大きくする方法
- Webライターで高単価案件を獲る方法
などはノウハウ系といえるでしょう。
あなたが、実際にノウハウを持っていれば、それはお金になります。
コンサル/スキル販売系
自分自身が動いてお金をもらう方法もあります。
それがコンサル/スキル販売系です。
例えば、
- ブログ記事添削
- あなたの似顔絵書きます
- デザイン作成
などですね。
あなたが情報コンテンツを売るときは、上記のタイプから探してみましょう。
自分が提供できる価値の引き出し方
では、価値の種類を把握したうえで、自分が提供できる価値を考えていきましょう。
ここでは、自分の提供価値を引き出す方法を2つ紹介します。
本業でやっているものをそのまま転用する
最も価値として出しやすいのが、本業でやっているものを、そのまま転用することです。
例えば、本業で不動産をしているなら、
- 失敗しない賃貸アパート選び
- 不動産屋のここに気をつけろ5選
といった情報をブログ読者に提供できるでしょう。
業界では当たり前と思っているものも、素人からすると「こんな有益な情報があるなんて」と意外と思ってもらいやすくなります。
自分の本業を踏まえたうえで「素人の人に自分が与えられる情報ってなんだろう」と考えてみましょう。
過去の自分に教えたいものは?
次に思いつきやすくなる方法が、過去の自分に教えたいものを考えることです。
1年前、3年前、5年前、いつでもいいので「過去の自分にこんなことをアドバイスしてたらもっとうまくいっていたのに」というのはありませんか?
例えば、あなたが子育てをしているなら「子どもが生まれたてのころ、これ知っとけばもっと楽だったのに」というものは?
学生のころの自分に「こうすればもっと勉強が捗ってたのに」とかいったアドバイスはありませんか?
過去の自分が悩んでいた同じことを、今この瞬間、日本のどこかで悩んでいる人がいます。
そんな人に向かってアドバイスできるものを考えてみましょう。
もっと価値提供が思い浮かびやすくなる5つの質問
さらに、価値提供が思い浮かびやすくなる方法として、下記で用意した5つの質問に答えてもみてください。
「自分にはなんの取り柄もない」という人でも下記の質問を考えれば、意外とアイデアが降りてくるはずです。
人からよく相談されることは?
あなたが人からよく相談されるジャンルや分野はありますか?
恋愛?仕事?お金?
実は、人によって相談される内容って変わってたりするんです。
ちなみにぼくは、恋愛相談はまったくされません。笑
しかし、「仕事どうしようかなと悩んでる」とか「将来こういうことしようとおもうんだけど…」という相談はよくされます。
つまりこれは、他の人からみて「テツヤは仕事や生き方で悩んだら頼りたくなる存在」とみられている証拠ですよね。
だから、ぼくは現在「20代のライフワーク」で仕事や起業について情報を発信しているわけです。
人からよく相談されることをコンテンツにすれば、買われやすくなること間違いなしです。
本棚に一番多い本のジャンルは?
あなたは本を読みますか?あなたの本棚に最も多い本のジャンルはなんでしょうか?
自己啓発?ビジネス?節約術?
わざわざ本を買って読むということは、あなたがそのジャンルを他の人より好きかつ得意である可能性が高いです。
「まったく本は読まない」という方は、YouTubeのチャンネル登録や履歴でも構いません。
意外と人より料理チャンネルを見ていたり、ビジネスチャンネルを見てたりしませんか?
要は、自分がよく接している分野やジャンルは、知らないうちに初心者よりずっと詳しくなっている可能性が高いんです。
そのジャンルや分野から「提供できる価値はないだろうか」と考えてみるのもオススメです。
これまでハマッたものを書き出してみる
あなたがこれまでハマッたものを書き出すのも、自分の得意を見つけるのに最適です。
小さいころから、「ちょいはまり」くらいでもいいので、ハマッたものをとにかく書き出してみましょう。
例えば、ぼくなら
- カフェ巡り
- ストップモーションアニメ
- ロボット制作
- 英語学習
- ダンス
- FPSゲーム
- お笑い
- パズル
などなどですね。
一見するとビジネスに関係なさそうなものでも、紙に書き出してみると「あ、これなら少しくらい有益な情報を届けられるかも」というアイデアを思いつくかもしれません。
あなたのプロフィールを書き出してみる
自己紹介するつもりで、あなた自身のプロフィールを書き出してみるのも意外とおすすめです。
例えば、あなたの
- 性別
- 住んでいる地域
- 年齢
- 住んでいる家
- 通っていた学校
- これまでのバイト経験
- 働いていた会社
- 付き合っていた恋人
- 普段の食事
などなどは、プロフィールといえるでしょう。
こういったプロフィールからも、自分が価値提供できる情報を見つけられる場合があります。
例えばぼくは、沖縄に住んでいます。
つまり、沖縄に観光に来る人に向けて「おすすめの観光地」とか「おすすめの沖縄カフェ」とか教えられるわけですよね。
使うプロフィールは、特別なことじゃなくてもいいんです。
例えば、あなたが一人暮らしなら、「一人暮らしする前に気を付けること」という情報を与えられるかもしれませんよね。
意外と見落としがちだけど、誰かが求めている情報が見つかるもしれません
仲の良い人に聞いてみる
どうしても自分の中で提供できそうな価値が出てこない方は、周りの知り合いに聞いてみるのが一番です。
家族や友人、仕事先の仲の良い人などに
- 自分ってどんなことが得意だと思う?
- 自分ってどんな知識を持っているイメージ?
- 私からお金もらってでも学びたいことある?
- おれの長所ってなんかな?
といった感じで、他人の意見を聞きだしてみましょう。
そうすれば意外と自分で思ってみない特技が見つかるかもしれません。
ちなみに、ぼくも知人に聞いたことがありますが、「テツヤは人をやる気にさせるのが得意だよね」と何人かの人に言われました。笑
だから今の「ブログを通して若者の将来を明るくしたい」という活動は間違ってないと思います。笑
どうしても提供価値が思いつかないなら
ここまでを読んで、それでも自分に提供できそうな価値がないあなた。
最強の方法を教えますね。
それが「専門書を読んでまとめる」です。
興味のある分野の本を3冊読もう
「どうしても自分には提供できそうな価値がない」と思っているなら...。
あなたが興味のある分野の本を3冊読みましょう。
そうすれば、あなたはその分野の専門家です。
例えば、「筋トレが好きだけど筋トレの知識そこまでない...」というなら、筋トレに関する本を読めばいいんです。
専門書を3冊もしっかり読めば、平均以上の知識は必ずつきます。
そして、その本に書かれているものを上手くまとめてコンテンツ作成すればいいわけです。
あなたなりにまとめた情報は本以上の価値がつく
こんなことをいうと「自分の経験じゃないのに有料にして売れるの?」と思う人がいます。
結論からいうと、売れます。
というのも、本を読んだうえで、キレイにまとめられた情報って価値があるからです。
例えばぼくが、
「お金に関する本を10冊読んだけど、どの本にも共通して書かれていることは5つくらいでした。」
「その共通している重要ポイントだけをまとめたnoteを売ります。1,000円です。」
「これから10冊の本を買って読むくらいなら、もうこのnote1冊買って、本質だけ掴んだほうが楽ですよ」
といったらどうでしょうか。
きっと、ぼく自身の体験が入っていなくても、買いたくなりますよね。
世の中の大半のコンテンツはパロディ
というか、世の中のコンテンツ販売って、大半が「外から仕入れた情報を販売者なりに上手くまとめたもの」ですからね。
例えば、ライザップなんて、痩せるためだけに何十万円という入会費がかかります。
しかし、ライザップのノウハウがすべてオリジナルかと言われれば、違いますよね。
結局、ライザップのトレーナーも、どこかの本やセミナーなどから得た情報をもとに、食事管理やトレーニングの方法を教えているわけです。
そういった意味では、あなたがしっかり膨大な知識を仕入れ、読者のためにまとめるなら、それは立派な価値提供になります。
もし「なにも提供できる知識がないよ」と思う方は、どんどん外から知識を仕入れて、それをまとめたものを売ってみましょう。
思いついたアイデアを書き出してみよう
ということで上記の方法を使って思いついたアイデアをとにかく書き出してみましょう。
例えば、今のぼくだったら
- Webライターで時給3,000円になった方法
- ブログでアドセンスに合格した方法
- アメリカ留学で失敗したこと10選
- ダンス大会で緊張しないコツ
- 沖縄に住むデメリット
- おすすめの沖縄ビーチ
などの情報を提供できます。
あなたもまずは、5個以上、なにか提供できそうな価値はないか考えてみましょう。
「こんなん、本当に有料で売れるの?」と思わずに、まずはおもいついたら書き出していくことが大切です。
書き出したアイデアの中から最も発信しやすくて価値の高そうなものを選ぼう
5個以上のアイデアを書き出したら、その中から最も自分の中で発信しやすくて、価値の高そうなものを選びます。
例えば、ぼくなら
- ダンス大会で緊張しないコツ
- Webライターで時給3,000円になった方法
の2つの選択肢があった場合「お金になりそうなものは後者だ」と思って、後者を販売するコンテンツに選びます。
これはお金になりそうなものでもいいですし、「こういう情報なら楽しんで発信できるな」という決め方でも構いません。
また、ここで決めたからといって、あとで変えたらいけない、というわけでもありません。
もし商品作りの段階で「なんか違うな」と思えば、またアイデアを出す段階に戻って、商品を変えたらいいので。
トライ&エラーをするつもりで、気軽に「自分の提供する価値はこれ」と決めてみましょう。
あなたが提供する価値を決めたら、次はいよいよ商品づくりです。
価値を形にする方法を下記↓から学びましょう!